法廷遊戯

ご紹介

 ちょっと前に読んだ本、「法廷遊戯」。面白かったのでご紹介。


【あらすじ】
 本編は二部構成となっており、第一部は、主人公(久我清義)が通う法都大ロースクールの模擬法廷で行われている無辜ゲーム(学生の中で決めたルールで行われる模擬裁判?)を中心に話が進んでいき、主人公が大学を卒業し弁護士となった終盤で無辜ゲームに関係の深い事件が発生する。

 第二部は、第一部終盤で発生した事件の容疑者(重要なことをひた隠しにするような言動をする)を弁護することとなった主人公が、少しずつ真相へと迫る形で物語が進んでいく。

【感想】
 話がきれいにまとまっていてすごく読みやすいなと感じました。法律という難しいセクションを題材にしているにも関わらず、戸惑うことも迷うこともなくスッと読み進めていけます。

 裁判というものがどのように行われているのかといった細部の仕組みも説明臭くならないように上手く物語に取り入れられていて、「へぇーそうなんだ」と知見が広がっていく感覚もすごく心地よかったです。私的にはおそらくこの感覚が、この作品を面白く感じた一番の要因だったと思います。

 映画化もされたりと色々話題になった作品のようですし、私もこの作品をすごく面白いと思いました。多分、緻密に計算された物語が好きな方には刺さるんじゃないかと。
 もしそういう方向性の作品を好まれるのであれば、一読の価値はあると思いますので、気になった方は是非書店でお求めくださいませ。

法廷遊戯 (講談社文庫) [ 五十嵐 律人 ]

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感想(9件)

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